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コロナ禍における投資用不動産市況

新年明けましておめでとうございます!

去年を振り返ると反省だらけの1年でした。その1つが本コラムに1つも掲載できなかったこと。

勤務先の体制が変わって精神的にかなりきつくなったとはいえ、ここに時間が割けなかったことは怠慢に他ならず猛省しています。

本年は干支のトラのようにタフでありたいと思います。




さて、本当に不動産が買えません。もう10年買えていません。

その間、結婚や妻の出産や新居探しのイベントがあって忙しかったにせよ、あまりにも買えなさ過ぎです。

なぜか? 

その理由を改めて自己分析すると、デフレ期に利回り15、6%で買った記憶が購入基準としてずっと頭に残っていて、気が付くと買った当時の市況より3割4割高くなった不動産価格に、反射的に「高い」と感じてしまい、様子見に入ってしまっていた、という結論になりました。

私は昨年会社を干されそうになって、会社の給料以外に1本収入の柱を作ることの重要性を改めて認識しました。

同じように、コロナで仕事を失うかもしれないという不安心理が、世のサラリーマンの不動産投資熱を煽っている気がします。

昨年実施したアンケートで、「不動産投資に興味があるか?」という質問に、現役世代12,000人のうち36%の方が「ある」と回答した記事を読みました。

概算で3人に1人以上が不動産投資に興味があるのはやはり多いと感じました。

長く低金利が続きある程度属性があれば融資も受けやすく、不動産価格が上昇し続けるのは必然の気がします。

でもいつまたバブルが弾けるか分からない以上、この市況でも買える物件を買っていくのが生き残るための正しい選択だと思います。

実際この市況でも買い続けている人は少なからずいるのです。

昨年この市況でも「買える」物件を探して何本か買付を入れましたが、指値が通らずダメでした。現在も昨年末に見つけた本厚木にある区分所有マンションにに買付を入れている状況です。指値で買えれば利回り13%の物件です。

私の場合、サラリーマンとして長く賃貸管理業務をやっているせいか、薄利でも10年15年と長く安全に回る駅近のマンションにどうしても目が向いてしまいます。それはそれでいいと思っていて、確実にコツコツやっていこうかと思っています。

今年1年日本が、そして世界が平和でありますように。

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