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実録〜7年で手取り年収を100万円増やすまで〜其の弐

私が2番目に購入したのは、西東京市の西武池袋線「ひばりヶ丘駅」徒歩5分の立地にあるマンションです。

1階の東南角部屋で、専有面積は約18u、間取りは1Kです。平成7年築ですが、、私が所有するマンションの中では1番築浅になります(笑)。

購入した動機は価格です。

広告が出た当初、450万で売り出されていたこのマンションを360万で購入したのです。

と言っても、べつに指値を入れたわけではありません。広告が出た当初から気になって現地に見に行ったりしていたのですが、それから1年半後くらいでしょうか、あるとき360万になっていたのです。

買付けを入れた日、私は溜まった事務処理を片付けるため休日出勤していたのですが、息抜きで投資用物件のサイトを見ていてこの物件の価格が360万に下がっているの目にし、「これは買いでしょ!」とすぐに物件掲載元の仲介業者に電話を入れました。

「何でこんなに安くなったんですか?」

「資産整理ですね。売主さんは元々都内にお勤めでしたが、リタイアして今は実家のある滋賀県にお住まいです。もうマンションにも目も届かないし、なるべく早く売りたがってるんです」

「買います。念のため修繕積立金の積立総額と直近の大規模修繕の内容、賃借人の属性を教えて下さい」

興奮を抑えつつ、そんな会話を交わしたのを覚えています。



ひばりヶ丘のマンションはローンを利用せず手持ち現金のみで買いました。清瀬のマンションを購入してから4年半後のことです。つまり私は4年半で380万近く貯金したのです!

もちろん清瀬のマンションの手取り家賃収入だけではなく、会社の給料からも毎月45,000円を貯金に回しました。

年12回の給料と年2回のボーナス、合計14回×45,000円で年間63万貯金しました。63万×4年間で252万、残り半年分の31.5万(45,000円×7回※ボーナス1回分含む)を足すと4年半で283.5万の貯金になります。

少ない給料から毎月45,000円を貯金するのはちょっときつかったので、今思えば毎月の貯金額を減らしてその分ボーナスから多く貯金に回しても良かったかもしれません。

私の経験上、計画通り貯金をしていくには、最初に貯金に回す額を給料から差し引き、残ったお金で生活するというスタイルの方が良いです。

あれこれ使って残ったお金を貯金に回すというスタイルは、私自身過去に失敗したのですが、あまり計画的に貯金できません。まあ普通に考えれば分かることなんですが(笑)。

清瀬のマンションの手取り家賃収入は、2度の更新料も含めて4年半で約96万貯まりました。

4年半の間に1度入居者が入れ替わったので退去後の内装工事と募集広告料で約37万支出しましたが、1度の滞納もなくほぼ予定通り推移しました。



ひばりヶ丘駅は清瀬駅と同じ西武池袋線ですが、急行停車駅なので池袋まで直通15分とかなり便利です。また清瀬駅と同様に副都心線の開業で渋谷と横浜にも乗り換えなしで行けるようになりました。

購入したマンションは駅の南側に位置し、駅前に西友とパルコがあります。西友の日用品と食料品の売り場は深夜1:00まで営業しているので、帰りの遅い単身者にも便利です。

駅前のタワーマンションの1階に市役所の出張所が入っているので、こちらも便利です。またパルコの裏手には市の図書館もあります。

【ひばりヶ丘駅南口駅前】
パルコの1階に不二家、ケンタッキー、マクドナルドが入っています。

【ひばりヶ丘駅南口駅前】
左端に見えるのがタワーマンションです。バスはJR中央線の武蔵境駅と三鷹駅行きが出ています。

【購入したひばりヶ丘駅徒歩5分のマンション/建物入口】

(購入時の入居者が借り続けていて室内の写真がないので外観写真を載せます)
正直あんまりカッコ良くないですね(笑)。でも外壁はタイル張りで、玄関はオートロックが付いてます。そして購入後半年くらいで大規模修繕工事が実施されました!

【エントランス】

管理会社は日本ハウズイングです。

【共用廊下】

1Rマンションにしてはなかなかオシャレです。大規模修繕で廊下の長尺シートを張替え、廊下の天井や鉄部を塗装したのでかなり清潔感があります。



【ひばりヶ丘駅徒歩5分マンション収支計算表】


やはりローンを組まずに買うと毎月の手取り収入にボリュームが出てきます。毎月約3万円の手取り収入で、1年間何事もなく固定支出以外の支出がなければ年収が約36万円増えるのです!



ひばりヶ丘の物件が購入できたのは正直ラッキーだったと思います。ただし、良い物件を買いたいとは思っていても、そのために自分がストレスに感じるようなことを私はしません。

このサイトの主旨でもありますが、“ムリなく確実に”続けられる不動産投資をモットーにしているからです。

ですから、前述した毎月の給料から45,000円ずつ貯金したという話も、当時まだ私が独身で、月4万くらいのアパートに住んでいたからムリなく出来ただけで、このサイトを読んで下さっているある方にとっては負担になる額かもしれないですし、ある方にとってはもう少し多い額を貯金しても負担にならないかもしれないので、あくまでご自身の身の丈に合ったムリのない金額で貯金をして下さい。

その結果このサイトのタイトル通り7年で手取り年収が100万円増えなくても、“ムリなく確実に”不動産投資を続けることの方が大事です。



実録〜7年で手取り年収を100万円増やすまで〜其の参


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