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2040年に人口が増加しているのはどこだ!

新年明けましておめでとうございます。

今回は、総務省の「自治体戦略2040構想研究会」が昨年公表した報告書をご紹介します。

本報告書(下記リンク)は、少子高齢化で急激に人口が減少していく日本の課題やその対応をまとめたものですが、不動産投資を行う上で将来の人口変動は大変重要になってきます。

「第一次・第二次報告の概要」

将来も安定的に賃貸需要を得ていくために、人口が急激に減少するエリアへの投資は避けなければなりません。

では早速見ていきましょう。

まず、人口100万人以上の都市で2040年に人口が増加しているのは、さいたま市、川崎市、福岡市です。(たったの3市なのですね!)
逆に0〜10%減少するのは、札幌市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、広島市。
(私が住んでいる横浜市も減少します!) 仙台市と神戸市は10%〜20%以内の減少となっています。

次に、人口50〜100万人の都市で人口が増加しているのは、川口市、大田区、世田谷区、杉並区、板橋区、練馬区で、それ以外の都市では減少する見込みです。
東京23区のうち江戸川区、中野区、北区、葛飾区、足立区の5区は減少する見込みです。

首都圏でも将来人口が減少するエリアはありますので注意が必要ですね。




個人的にお勧めな投資エリアはコンパクトシティです。

日本では、コンパクトシティの世界先進モデル都市に選ばれた富山市が有名ですね!

コンパクトシティとは、簡単に言うと主要駅を中心に都市機能を集約させた都市のことです。

自宅と勤務先が近く、商業施設や公共施設も徒歩圏にあって生活利便が高く、都市を 集約しているため税金のムダがなくその分行政サービスも向上します。

検索すれば、コンパクトシティに積極的に取り組んでいる都市を知ることが出来ますので、投資先候補として参考にしても良いと思います。

ずっと住みたいなと思わせるような街は自ずと人口が増えますから、賃貸需要も安定するでしょう!

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